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診療情報の交換のためには2つの大きな共通規定が必要である.第1はデータの記述方法,第2はデータの交換方法である.当初,MMLでは,データ交換方法に関しては特に規定せず,データフォーマットのみを規定して来た.作成されたMMLインスタンスをフロッピーディスクで送っても良いし,メイル,FTP等で送っても良い.しかし,実装段階で問題となったのは,交換方法の規定が無いと,データを相互に自動化して交換することが困難であるという点である.アプリケーションベンダーごとに,さまざまなデータの送出方式などが作成された場合,そのベンダーの定めた形式でのデータリクエストを起こさない限り,データを取得することができない.複数の病院,医療情報プロバイダ等での情報交換を想定した場合,MMLに基づくデータのリクエスト・返答・削除などの方式を規定することが必要である(ただし,可搬媒体を用いた交換の場合はこれらの規定を使う必要がないことは言うまでもない).
これらを考慮して,本仕様は2つの部分に分けて作成した.
Medical
Markup Language Part I Data Format Specification
Medical
Markup Language Part II Data Exchange Specification
本仕様は,W3Cにおいて勧告されたXML
Version 1.0を交換用メタデータ記述言語として採用した.
また以下の4つの規約を設けている.
1.各医療アプリケーションに特有な情報は,XML
Namespaceを使用して記述しなければならない.
2.Presentation
Data(表示用のデータを含む形式)としてXHTMLを採用する(現段階では,XHTMLはW3Cにおいて検討中であるが,その仕様が勧告された場合は,MMLはその勧告を仕様として採用する).
3. date, time,dateTime,
timePeriodのフォーマットはISO 8601の仕様[10]を採用する.
4.MMLで使用する,XML Namespace のPrefix文字列は本仕様書で使用されている
Prefix文字列を使うことを推奨する.アプリケーションの実装上は,XML Namespaceの
規約に従って動作するものとする.
この文書は,MMLの規格を解説しているが,XMLの一般的な知識を持っていることを前提に書かれている.XMLについては,参考文献[5,
6, 7]を参照されたい.
【最新版規格のWWWでの入手について】
現時点でのバージョンを掲載するが,最新版は常にWWW[8]を参照すること.
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