基本方針

運用上の取り決め

 

CLAIMは,電子カルテシステムから医事会計システムへ予約請求モジュールを用いて,また医事会計システムから電子カルテシステムへ点数金額モジュールを用いて,双方向性のデータ交換(転送)を行うための仕様である.CLAIMモジュールは一つのMMLインスタンス内に一つ以上が入力される.

予約請求モジュールは,3種類の状態により,予約情報,受付情報,実施された診療行為情報を対象とすることが可能である.よって,3種類の日付,すなわち「オーダー発行日」「実施予定日」「実施日」を記載可能である.これらの日付のいずれも,一つの予約請求モジュールに一つずつ出現可能である.このため,同じ「オーダー発行日」であっても,「実施予定日」が異なれば,別個の予約請求モジュールとしなければならない.

「実施予定日」が異なる複数の予約請求モジュールを,一つのMMLインスタンスにまとめて,医事会計システムに転送することは可能である.CLAIMでは,情報を予約時(オーダー発行時)に直ちに送るか,日次のバッチ処理で送るか,それ以上の間隔(月次等)で送るかについて取り決めない.